記事の題名による検索
注意
これは、同じ言葉(専門用語)が、異なる専門分野で、 異なる意味(まったく異なるエネルギー領域の物理現象など) に利用されている場合に、時々おこる「現象」である。
- 例1: 「電子散乱」を、「題名検索」で探すと、「点欠陥による電子散乱」という 論文がみつかる。しかしこの論文は、「キーワード検索」では「点欠陥」 で見つかり、「電子散乱」では見つからない (即ちこの論文には、キーワードに「電子散乱」が、付けられてい ない)。
その理由は、「電子散乱」というキーワードは、同じ物理学の中でも、 別の分野(核物理学の研究分野)で、より特徴的な(その単語が キーワードとなるような)利用が行なわれているからであろう。
実際に、「キーワード検索」で「電子散乱」を探すと、主に核物理学の 研究分野における「電子散乱」が出てくる(「点欠陥による電子散乱」 という論文は、みつからない)。
この例から、探したい「単語(キーワード)」 がある場合、「キーワード検索」と「題名検索」の両方を行なう と良い。あるいは、この例においては 「電子散乱」ではなく「電子」だけ、あるいは「散乱」だけで調べ、 その結果を見て全体の様子を把握し、さらに絞り込む。
- 例2:「電子衝突」という言葉は、原子物理学の研究分野において、 電子・原子・分子の衝突現象などを研究する分野において、使われる。
しかし同じ「電子衝突」という キーワードは、高エネルギー物理学の研究分野でも使われる。 即ち、素粒子としての電子・陽電子衝突現象や電子電子衝突 などで、キーワードに使うことが出来る。
実際に、「キーワード検索」で「電子衝突」を探すと、上記の 両方の研究分野での利用例(記事)が見つかる。 さらに、「題名検索」で「電子衝突」を探すと、上記の 両方の研究分野の論文(記事)が見つかる。
この結果になる理由は、この例での「電子衝突」という言葉が、 どちらの研究分野でも、おそらく同様に重要なキーワード となっており、また論文の題名にも使われているからであろう。 同様に、ある分野で慣れ親しんでいる「専門用語」が、 まったく別の分野で 別の意味を込めて使われている場合があるので、注意を要する。